【豊かさ】のゆくえ  

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     JUGEMテーマ:フランス

     最近、旅を重ねるにつれてある想いが私の心のうちで大きくなります、今年【2006年春】のフランス旅行でそれが頂点に達しました。


     民宿の朝食のテーブルの上にあるのは、日本で言えば味噌汁、漬物、ご飯にあたるパン、飲み物のコーヒー、紅茶、オレンジジュース、それにジャム、バターそれだけなのです。そのほかの食事もそんなに際立った違いは見られません、自国の生産物を中心に季節の食材を取り入れたほんとに簡素なものなのです。

     実は、食べ物の質素さだけに驚いているのではなく、このような食生活を人々が送っているこの国フランスの食料自給率はなんと130パーセントもあるのです。ちなみにアメリカ120パーセント、ドイツ90パーセント、イギリス74パーセント、わが国は40パーセント弱しかなくなんとも残念な次第ですが、昭和40年代にはなんと70パーセントを越えていたというのですから別の意味で驚きです。


     少ない自給率と、一人ひとりの背中に財政赤字という借金を600万円近く背負いながら、日本国民の食生活はいかがでしょうか?・・・お金さえ出せばいろいろの国の料理が手軽に楽しめ、安い輸入食品は少々の無駄を心に負担をかけることなくお腹を満たしてくれます。


     生活用品から食べ物までほとんど手に入らない物はない国日本、しかし立ち止まってみると【これが本当に豊かなのか?】とヨーロッパの国々と比較してその違いに愕然とします。人にたとえるとわかりやすいのですが、真に豊かな人のほうがその生活一般において質素でもちろん借金も少ない。


    【量】から【質】へ私たち日本人の豊かさも舵取りをしなくてはならないのではと想いを強くします。

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